3、4年前に公園で鉄棒をやってみた。
鉄棒は小学生の時以来。
何気なく昔できた「蹴上がり」という技をやってみたのだが、予想通り体が重くできなかった。。。
あれから、毎日のようにコンディショニングをして体を磨いた。
そして、リベンジする時がきた。
昨日、子供と同じ公園に遊びに行って同じ技に挑戦してみた。
今回は自信があった。
結果は、、、
「簡単に成功!」と言いたいところだが、その逆で全くできなかった。。。
なぜ、3、4年もコンディショニングで体を動かしてきたのにできないのか?
その答えは簡単で、鉄棒の練習を全くしていなかったから。
いくら体を鍛えても、鉄棒はできるようにならない。
力の入れ方だったり、タイミングだったり、、、鉄棒の時にしか使わない体の使い方がある。
それは練習しなければできるようにはならない。
バスケットのシュートがシュート練習をしないと入らないように、鉄棒の技も練習しないとできるようにならない。
じゃあ、コンディショニングが意味がない?
というと、そういうことではない。
鉄棒の技ができても体を痛めてしまう可能性がある。
体のどこかに硬さがあると、それをかばって体のどこかに負担をかけてしまう。
コンディショニングで重要なのは、本来できる体の動きが当たり前にできること。
あと、習得の速さが違う。
というのも、コンディショニングは土台の部分。
土台というのは運動神経がよくなるという意味。
木で例えるなら、根っこの部分。
技ができるかどうかは枝葉の部分。
根っこが腐ってしまえば、キレイな花が咲いても長続きしない。
毎年キレイな花を咲かせるためには根っこをいかに頑丈にするかが大事。
だから、鉄棒ができなくても僕は毎日コンディショニングを続ける。
MIFIT 粕谷


